作詩塾

作詩塾では、申し込まれた方の作品をテキストに、ゼミ形式で数人ずつのグループに分かれて行います。

過去の作詩塾

第3回 作詩塾 東京 【作詩講座2023】

2023年8月19日(土)・20日(日) 東京渋谷 アットビジネスセンター

 第3回作詩塾・東京が2023年8月19日・20日、13時半より東京渋谷駅前のアットビジネスセンターで開催されました。1、2回目と同様、対面による作詩講座です。
8月19日の皆さん
8月19日の皆さん
 今回の参加者は45名。1グループ5、6名・講師1名の形で、個別の会議室で行われ、あらかじめ教材として提出していただいた参加者の自作品を朗読後、それぞれの感想や意見、質問などが活発に交わされました。
 心を込めて書いた詩を、声を出して他の人の前で読むことは、気恥ずかしい思いもあるようですが、どんな想いで書いたのかということを大いにアピールできるチャンスです。また読みながらつっかえる箇所は、どこか流れがギクシャクしていることも多いので、それに自分自身が気づくというメリットもあります。
真剣に和やかに
真剣に和やかに
 3回とも参加した方、初めての方、通信作詩講座の受講者、長年独りで書き続けてきた方、遠くから、当協会のホームページ、X(旧Twitter)から…参加のきっかけはさまざまな方々を年齢、性別などのバランスも考えてのグループ構成にしました。
 初めて1グループ1部屋という形で行われ、他のグループの声や様子に気を遣うことなく、1編1編にじっくりと落ち着いて取り組むことができたので良かったという参加者の感想がありました。
ご参加の全員の方から寄せられたアンケートには、次のような思いが綴られていました。

参加者の声

  • 講師の話はもとより、他の人の気持ちが色々あることが分かり参考になった。
  • 「彩」「五感」「皮膚感覚」を意識する。
  • プロの先生に直接お会いし、アドバイスをいただけるのはありがたい。
  • 自分の詩の未熟な点に気づいたので、今回の講評を受けて書き直したい。
  • 何度も参加したいので、これからも塾をお願いしたい。
 このように参加して良かったという感想ばかりで、マイナスな思いをされた言葉が無かったのは、作詩塾を開催した意味があったと思われます。
 また、感染症対策として講座中のマスク着用は個人の判断とし、全体的にお互いの声も聞き取りやすかったようです。
8月20日の皆さん
8月20日の皆さん
 そして2日目には、石原信一会長が各部屋を回り、参加者と直接お話しする時間もありました。
 たくさんの笑顔と名残惜しさと・・・今回も貴重な時間を共有できたのではないでしょうか。第4回、第5回・・・これからもこの作詩塾を予定しておりますので、大勢の皆様の参加をお待ちしています。

このページの先頭へ

第2回 作詩塾 大阪 【作詩講座2022】

2022年10月30日(日) 大阪国際会議場(グランキューブ大阪)

 第2回作詩塾・大阪が2022年10月30日大阪国際会議場で開催されました。同年3月に東京のホテルルポール麹町で開催された対面による作詩講座の第2回目です。
熱気のこもった講座
熱気のこもった講座
 参加者の作品を深く掘り下げる講座をと、参加者をいくつかのグループに分けそれぞれのグループに6~8名、そこに講師が2名加わるという形式で行われました。第1回では、広い会場に全グループを配置しましたが、今回は各個室に2グループという形に変更しました。依然として感染症対策のため、グループ同士の間隔をとり、マスク着用ではありましたが、前回に比べ、お互いの声は聞きやすくなったと思います。
 当日は第二回ということもあり、さらに熱気溢れる講座になりました。前回に引き続き参加された方もいらっしゃいました。各グループ分けは、年齢、性別のバランスを考え構成しました。
 作詩は答えのない答え探しのような作業です。同じ言葉や表現でも、ある方にとってはNOでも、ある方にとってはYESだったりします。自作や他の方の作品について、感想や意見を述べあうことで、それぞれの道筋を探していく。様々な視点から述べられる意見は時に漠然としたものもあったりもしますが、歌が大衆に向けて作られるものであるとすれば、そういった意見もまた現実的なものとして参考になるものです。
閉講式
閉講式
そして講師の感想や意見は、プロの経験値からの視点という意味で、参加者の参考になったと思います。
 アンケートを拝見すると、半数以上の方がプロの作詩家を目指していらっしゃるようでした。その点からも、貴重な時間になったのではないでしょうか
 今回は顧問であるもず唱平先生がお見えになり、各グループを回られ、閉講式ではこの講座が大変有意義だとの感想も述べて頂きました。第3回も予定しています。たくさんのご参加をお待ちしています。

参加者の声

  • 軽い気持ちで参加しましたが、先生の熱いご指導でもっと勉強してみたいと感じました。
  • なかなか身近に作詩の先生にアドバイスをいただく機会が無いので、とても勉強になりました。
  • 東京でも大変参考になり楽しかったので大阪でも参加。松井五郎先生と初めてお話させていただき、本当にうれしかった。
  • 自分以外の人の意見を聞くことで、自分では気づかなかったことに、もっと注意を払わないといけないことがわかりました。
  • 言葉に対する考え方がいろいろあることが勉強になりました。
  • ただ漠然と作詩をしていましたが、ポイントやどうしたらもっと良くなるかしっかりアドバイスしてくださったので、今後につなげていけると思いました。
  • 原先生から「縁」が大事ですというお言葉をいただき、今回のご縁を大切に心に刻み、教室で学んだことを更なる励みとして頑張ってまいります。

このページの先頭へ

第1回 作詩塾 特別作詩講座2021

2022年3月19日(土) ホテル・ルポール麹町

 昨年より検討を重ねて参りました作詩塾でしたが、開催にこぎつけるにあたり、問題は山積しておりました。ひとつにはコロナ禍における受講生の安全面には殊のほか留意をいたしました。
 緊急事態宣言発令があった場合、開催を取り止めるなどは必須の事柄としておりました。
小人数によるグループセッション
小人数によるグループセッション
 次に講師は協会役員が担当する勉強会です。募集定員は何名とするか。その結果2名の講師で6名の受講生を担当する。8名1グループを□型に配置することに決定しました。受講者は作品一編を添えて申し込む。従って48名を定員とする決定に至りました。
 しかし初めての事業ゆえ、どのくらいの応募者が見込めるのか危惧しておりましたが、嬉しいことに十分過ぎるご応募を戴きました。
 北は岩手県、西は長崎県に至る各方面からの参加希望がありました。
 応募者が多数だったため、抽選とさせて頂きました。
 開催当日は1グループごと8枚のパーティションを設置し、テーブルには人数分のお水とお茶が用意されスタート。
松井五郎さんの講評に、熱心に聞き入る受講者
松井五郎さんの講評に、熱心に聞き入る受講者
 まず作者が自作の詩の朗読することから始まります。音声がパーティションに遮られて聞こえにくいという事実もありました。しかし日頃得られない集まりの中での対話、それはそれぞれの心を熱くしたように思います。
 一作品25分の持ち時間に、意見交換を活発に、楽しい時間、全体での3時間はあっという間に過ぎて行った感じです。
 講師を担当した役員も、熱心な受講者の姿勢に感激したと話しています。この「第一回作詩塾」 開催はとても良かったと実感しております。
 参加者からアンケートに沢山のお応えを頂戴致しました。
 「またやってください」「次はいつですか」など下記にも沢山掲載しましたので、ご覧ください。

参加者の声

  • 自分ひとりで書いていると、どうしても一人よがりになるため、先生方の意見が参考になってよかった。
  • 落語、都々逸などからヒントをもらい、作詩すること有り。作詩するとは歌にした時どうなるか・・・意識することが大事だと改めて思いました。
  • 自分本位の書き方を反省。説明をしなくても詩の内容だけで分かる書き方をもっと勉強します。
  • オープンに意見交換できて有意義だった。
  • 大変勉強になりました。大きな気づきがたくさんありました。とても楽しかったし、もっともっと勉強したいと思いました。ありがとうございました。
  • 先生方に自分の作品を見ていただくことはとても良い勉強になりました。欠点などその場で直して、先生方のテクニックも見せていただきました。

このページの先頭へ