事業報告

2019年度事業報告 (自2019年4月1日~至 2020年3月31日)

概 要

従来からの各事業については、会員の協力のもと確実に実施したが、著作権シンポジウム「いい歌を残すための歌会議・東京」開催の10月12日は台風19号で、延期となった3月7日は新型コロナウィルスの影響で中止となった。
また、新たな公益的事業を行うための準備に入り、次年度に「いい歌を創るための特別作詩講座」というタイトルで全国地区会と共催して行うこととなる。
引き続き今年度も、事務局の機能強化など法人として取り組んだ。
一方、著作権に関する諸問題等については、他の関連団体と連携・協力しながら引き続き取り組んだ。

*会員異動状況
2019年4月 1日  982名
2020年3月31日  941名
入会者 36名
退会者 52名
資格喪失 15名
物故者 10名

(1) 年間事業

以下に記載する事業は、当協会が年間を通して行う継続事業である。

1. 第52回日本作詩大賞及び新人賞  (喜多條忠作詩大賞委員長)

「日本作詩大賞」は、当協会が総力を結集して行う最大事業であり、音楽業界をとりまく厳しい環境の中で、音楽文化の発展に多大な貢献を果たしている。
第52回目を迎えた今回は、テレビ東京の支援のもと2019年12月14日(日)にBSテレ東で放送された。その番組内で新人賞の最優秀賞と優秀賞、そして佳作も発表された。
今年の作詩大賞候補は、レコード会社10社から72作品の応募があり、第1次選考会を作詩家協会で9月4日に行い、第2次選考会をテレビ東京で行い、12月14日の本選に臨んだ。その結果は、下記に記載した。
また、新人賞は、新人作詩家の登竜門として音楽業界からも注目を集めており、最優秀作品と優秀作品はCD化され、入選作品を掲載した作品集を刊行し、入選者に贈呈し、一般に実費で配布している。
今年度の新人賞は2317編の応募作品があり、第1次、第2次そして最終選者を厳正なる審査の結果、入選作品として99編が選ばれた。
その中から最優秀賞1編、優秀賞1編、佳作10編が決定した。

☆作詩大賞エントリー17作品(タイトル50音順)

「茜色の恋」 いで はく
「あなたがすべて~ Only Love ~」 荒木 とよひさ
「王手!」 多手石 松観
「おとこの純情」 久仁 京介
尾曳(おびき)の渡し」 麻 こよみ
「俺でいいのか」 吉田 旺
「紙の鶴」 さいとう 大三
「ごめんよ麗子」 麻 こよみ
「そやけど」 夢 ユメ子
高遠(たかとお)さくら(みち) 伊藤 薫
「たそがれ坂の二日月」 喜多條 忠
「涙川」 田久保 真見
「萩しぐれ」 伊藤 美和
「望郷山河」 喜多條 忠
「最上の船頭」 松岡 弘一
雪恋花(ゆきれんげ) 石原 信一
「凛」 久仁 京介

☆本選審査員(50音順)

審査委員長 富澤 一誠(音楽評論家)
委 員 ケント・ギルバート(カルフォルニア州弁護士)
齋藤  孝(教育学者)
中野 信子(脳科学者)
萬田 久子(女優)
やすみ りえ(川柳作家)

☆受賞作品

日本作詩大賞 「最上の船頭」
作詩 松岡 弘一
作曲 水森 英夫
編曲 伊戸 のりお
歌唱 氷川 きよし
制作 日本コロムビア株式会社
優秀作品賞 「俺でいいのか」
作詩 吉田 旺
作曲 徳久 広司
編曲 前田 俊明
歌唱 坂本 冬美
制作 ユニバ―サルミュージック合同会社
優秀作品賞 「雪恋華」
作詩 石原 信一
作曲 幸 耕平
編曲 馬飼野 俊一
歌唱 市川 由紀乃
制作 キングレコード株式会社

☆新人賞授賞作品

最優秀新人賞 「ひとり酔いたくて」
作詩  吉井 省一
作曲  岡 千秋
編曲  南郷 達也
歌唱  石原 絢子
制作  株式会社ソニー・ミュージックダイレクト
優秀新人賞  「大阪おかん」
作詩  茂木 けんじ
作曲  岡 千秋
編曲  南郷 達也
歌唱  石原 絢子
制作  株式会社ソニー・ミュージックダイレクト
佳作(10編) 「うふふ」 奈 緒
「大坂とんぼ」 伊原 純一
「おかめ桜」 永田 悦雄
「四季のれん」 島 あけみ
「風鳴海峡」 鈴木 武
「とことんホの字」 城山 正志
「母の手鏡」 佐藤 公征
「めおと寒梅」 中山 正好
「夫婦暦」 伊豆田 俊久
「路傍の花」 門脇 康介
2. 第22著作権シンポジウム「いい歌を残すための歌会議・東京
  (髙畠じゅん子歌会議委員長)

今回の第22回東京開催でファイナルと決め、10月12日(土)ホテル・ルポール麹町での開催は台風19号で、また、延期した3月7日(土)は新型コロナウィルス感染 拡大の状況下で中止となった。2度にわたる参加者への連絡、参加費の返金、また、JASRAC助成金の返金など、初めての経験であった。

3. 2019年版 年刊詩謡集「きょうの詩あしたの詩」  (たきのえいじ詩謡集委員長)

当協会の重要な文化事業である。
今年度は、1970年の創刊から50年目の節目にあたり、サトウハチロー初代会長の巻頭言「作詩家協会の会員が新人からベテランまで、一編だけの新作を持ちよって作りあげた作品集で、これだけの作品集を出し続けている団体は作詩家協会だけである。会員の喜びと誇りが詰まっている。」を再認識して、記念特別号として刊行した。参加作品は298編であった。
また、データベース化したものは、当協会のホームページ上に掲載し、一般にも開示している。この点が公益事業と言える所以である。

4. 会報  (久仁京介広報委員長)
定期的に発行している当協会唯一の機関紙である。
実務報告を加え、執行部と会員、または会員相互の交流を図ると同時に、関係団体とコミュニケーションの円滑化をはかるものである。
  • 年4回発行( No.207 ~ 210 ) 発行部数 1,200部
5. 協会ホームページ  (京 えりこPC委員長)

会員サービスの一層の充実をはかると共に、情報開示が求められており、当協会もオフィシャルホームページで一般にも情報発信をしている。
ホームページでは、当協会の紹介、日本作詩大賞及び新人賞、詩謡集、ソングコンテストグランプリ、入会案内などを掲載している。

6. 研修旅行会  (城岡れい研修旅行委員長)
協会恒例の旅行会を4月21日(日)~22日(月)に熱海後楽園ホテル タワー館で実施した。
セミナーでは、役員による詩づくりのトークショーを行った。
日頃接し得ない役員と会員の交流を深めるこのうえない機会であった。
  • 2019年4月21日(日)~ 22日(月)
    熱海後楽園ホテル タワー館
7. 日本作曲家協会との共同企画 作詩・作曲コンテスト「ソングコンテストグランプリ・2020」
  (石原信一企画委員長)

今年度も日本作曲家協会との共同企画で続けていくこととなり、歌唱は山川豊に決定し、作詩募集期間は、2020年1月15日より3月16日、応募窓口は、日本作曲家協会で、応募作品は、1733編となった。

(2) 協賛事業

主な関係団体への協賛
従来からの関係団体への協賛を行ってきたが、本年度も引き続き参加・協賛を行った。
  • JASRAC賞の贈呈式(日本音楽著作権協会)
  • JASRAC主催の各文化事業(日本音楽著作権協会)
  • 日本作曲家協会の音楽祭(日本作曲家協会)

(3) その他の実施事項

1. 理事会

理事会は、原則月1回開催される。
協会の事業遂行に関する事項について決定し、事業計画及び収支予算、事業報告及び決算等々を検討、社員総会において審議・決議、報告していくものである。

2. 社員総会
社員総会は、6月と3月に開催された。
事業報告及び決算、事業計画及び収支予算等々の諸問題を審議し決議する。
  • 6月21日(金)ホテル・ルポール麹町
      議案   平成30年度事業報告と決算について
  • 3月19日(木)けやきホール
      議案   2020年度事業計画と収支予算について
3. 分科委員会

各分科委員会は、理事会で決定した事項によりその実務を遂行している。

作詩大賞委員会(新人賞選考委員会含む) 、歌会議委員会 、詩謡集委員会 、広報委員会 、
研修旅行委員会 、企画委員会、財務委員会 、法務・著作権委員会

4. 全国地区会

各全国地区会の自主的活動を第一としており、各地区の充実と発展を主たる活動方針に揚げている。
本年度は、2019年6月2日「東海・北陸地区会」及び8月24日「東京地区会」を開催した。

2019年度4月期決算報告書(PDF:172KB) PDF

以上

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