2022年度事業計画 (自 2022年4月1日~至 2023年3月31日)
概 要
従来の年間事業については、会員の協力のもと確実に実施していくことになる。
昨年度、定款の目的及び事業にある「作詩の普及活動」としての新規事業「通信作詩講座(演歌・歌謡曲・ポップス)」を実施したが、今年度も同様に、5月と10月に継続して実施していくこととする。
なお、昨年度に実施した新規の公益的な文化事業「第1回作詩塾・東京【特別作詩講座2021】」は、新型コロナウイルスの影響で規模を縮小して東京で実施したが、今年度は、大阪で実施予定とする。
今年度は2年に一度の役員選挙の年で、1月に設置された「選挙管理委員会」のもと、選挙の管理を行う。
一方、著作権に関する諸問題等については、他の関連団体と連携・協力しながら引き続き取り組んでいく。
また、今年度より、広報等の情報発信について、SNSを使った情報発信等IT化の検討を始める。
2022年度は、これらの事柄を重視し、会員と共に役員・事務局が一体となって 当協会の更なる発展に力を尽くしていきたい。
(1) 年間事業
会員の協力のもと、昨年度に引き続き次の事業を実施する。
1. 第55回日本作詩大賞及び新人賞 (石原信一作詩大賞委員長)
今年度の第55回日本作詩大賞は、12月上旬BSテレ東より放映される。
大賞部門では、各レコード会社からエントリーされた作品の内、大賞1編・審査員特別賞1編が選ばれる。
入賞した全ての作品を掲載した入選作品集を刊行し、各レコード会社、作曲家、プロダクション等に配付している。また、最優秀・優秀新人賞作品はCD化され、全国発売される。
- 5月2日~6月30日 新人賞の作品募集
- 12月上旬 BSテレ東より放送される
2. 「通信作詩講座」(演歌・歌謡曲・ポップス) (髙畠じゅん子作詩講座委員長)
3. 「第2回作詩塾【特別作詩講座2022】」 (髙畠じゅん子作詩講座委員長)
本事業の主な目的は「作詩の普及」で、終了した著作権シンポジウム「いい歌を残すための歌会議」に替わる公益的文化事業として行っている。
今年は、新型コロナウイルスの感染拡大状況を判断しながら、10月から11月の間に大阪で実施予定とする。
一般の方も参加できる事業で、JASRACの助成対象とする。
4. 2022年版 年刊詩謡集「きょうの詩あしたの詩」 (たきのえいじ詩謡集委員長)
本事業の主な目的は「作詩の普及」で、作詩家協会の会員が新人からベテランまで、この一冊のために一編だけの新作を持ちよって作りあげる作品集である。これだけの作品集を出し続けている団体は、作詩家協会だけで会員の喜びと誇りが詰まっている。
また、データベース化したものは、当協会のホームページ上に掲載し一般にも開示している。この点が公益事業と言える所以である。
5. 広 報 (紺野あずさ広報・PC委員長)
会報は、定期的に発行している当協会唯一の機関紙である。
実務報告を加え、執行部と会員、または会員相互の交流を図ると同時に、関係各団体とコミュニケーションの円滑化をはかるものである。
- 年4回発行 4月,7月,10月,12月発行(No219~222) 発行部数 1100部
会員サービスの一層の充実を図ると共に情報開示が求められており、当協会もオフィシャルホームページで一般にも情報発信をしている。
今年度も内容の充実を図っていきたい。
6. 研修旅行会 (夢ユメ子研修旅行委員長)
2年に1回の役員選挙の年で、役員のお披露目を兼ねて行う。日頃接し得ない役員と会員の交流を深めるこのうえない機会である。
7. 情報発信等のIT化の検討 (松井五郎マルチメディア委員長)
(2) 日本作詩家協会・日本作曲家協会 共同企画事業
作詩・作曲コンテスト「ソングコンテストグランプリ・2022」(石原信一ソングコンテスト委員長)
日本作曲家協会のソングコンテストとの共同企画とし、お互いの会員の交流と新たな才能の共同発掘を目的としたものである。今回の歌手は山本譲二さんです。
- 22022年1月17日~3月17日 作詩募集(窓口は日本作曲家協会)
- 4月20日~6月20日 作曲募集
(3) 協賛事業
関連団体からの依頼により、当協会の目的に添った事業を行う協賛事業である。
- JASRAC賞の贈呈式(日本音楽著作権協会) 5月中旬
- JASRAC主催の各文化事業(日本音楽著作権協会)
- 日本作曲家協会音楽祭(日本作曲家協会) 10月初旬
(4) その他実施事項
1. 理事会
理事会は、原則として月1回開催される。
協会の業務執行に関する事項について決定し、事業計画及び収支予算、事業報告及び決算等々の諸問題を検討、総会に付議する。
2. 社員総会
6月の定時社員総会として開催される。
社員総会は、事業報告及び決算、事業計画及び収支予算等々の諸問題を審議する。
また、今年度は役員選挙の年で、理事及び監事を選任する。
3. 委員会
各委員会は、理事会で決定した事項によりその実務を遂行している。
作作詩大賞委員会(新人賞選考委員会含)、作詩講座委員会、詩謡集委員会、広報委員会(PC委員会)、マルチメディア委員会、研修旅行委員会、 ソングコンテスト委員会、財務委員会、法務・著作権委員会
4. 全国地区会
全国地区会は、北海道、東北、北関東(茨城・栃木・群馬)、埼玉、千葉、東東京(世田谷・杉並・練馬区を除く区部)、西東京(世田谷・杉並・練馬区・市部)、神奈川、北陸甲信越、東海、近畿、大阪、中国、四国、九州・沖縄の15地区会。
2022年度 収支予算(PDF:205KB) 
以上