ソングコンテストグランプリ・2024 作詩部門結果発表
今年度の作詩家協会主催のコンテストは、日本作曲家協会との共同企画「ソングコンテストグランプリ・2024」作詩部門として募集されました。走裕介さんが歌唱する作詩という条件のもと、1189編の作品が寄せられました。たくさんのご応募ありがとうございました。
審査は3月下旬、作詩家協会理事と作曲家協会ソングコンテスト委員での第一次選考で161作品、第二次選考で64作品が決まり、最終的には所属アーティスト担当者と本人により最優秀作詩賞が決定しました。
なお、最優秀作詩賞2作品を課題詩に、引き続き「ソングコンテストグランプリ・2024」作曲部門の募集が4月19日(金)から開始されます。詳しくは作曲家協会ホームページをご覧ください。
■日本作曲家協会ホームページ : http://www.jacompa.or.jp/
※8月下旬(予定)に、グランプリ曲が決定し、その後CDが発売される予定です。
当協会ホームページ、作曲家協会ホームページでお知らせいたします。どうぞご期待ください。
最優秀作詩賞 | |
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「孤狼 よ走れ」 広瀬 ゆたか | 「男が母を想う時」 佐藤 勝美 |
優秀作詩賞 | |
「なあ、お袋よ」 ふくし ゆうや | 「霖雨 」 鈴木 武 | 佳 作 |
「愛という名のマフラーで」 氏原 一郎 | 「雨下天晴 」 森 林檎 |
「親父の心」 城山 正志 | 「貝殻挽歌」 保田 昌彦 |
「群来 の海」 米塚 ひろし | 「津軽おやじ酒」 ないとう やすお |
「望郷ど真ん中」 結木 瞳 | 「利尻の女 よ」 雨宮 英子 |
「令和松竹梅」 安倍 暁 |
< 最優秀作詩賞 > 「孤狼 よ走れ」 広瀬 ゆたか
これからも作詩するうえで『100駄作の中の1つの佳作』を信条に、駄作を積み上げていけば、おのずと言葉や技量が磨かれると信じております。これまでやってきたことに間違いなかったと実感した次第です。これからも今回の受賞を契機にさらに精進してまいりたいと思います。最後になりましたが関係者の皆様に篤く御礼申し上げます。
< 最優秀作詩賞 > 「男が母を想う時」 佐藤 勝美
あらためて最優秀賞に選んでいただき、ありがとうございます。そして、作曲家の方がどんな曲をつけてくださるのか、とても楽しみです。そしてこの曲が走裕介さんの歌手活動に、少しでも貢献してくれることを心より願っております。
ソングコンテストグランプリ・2023 作詩部門結果発表
今年度の作詩家協会主催のコンテストは、日本作曲家協会との共同企画「ソングコンテストグランプリ・2023」作詩部門として募集されました。中村美律子さんが歌唱する作詩という条件のもと、1368編の作品がよせられました。たくさんのご応募ありがとうございました。
審査は3月下旬、作詩家協会理事と作曲家協会ソングコンテスト委員での予備審査で168作品、本審査で70作品が決まり、最終的には所属アーティスト担当者と本人により最優秀作詩賞が決定しました。
なお、最優秀作詩賞2作品を課題詩に、引き続き「ソングコンテストグランプリ・2023」作曲部門の募集が4月20日(木)から開始されます。詳しくは作曲家協会ホームページをご覧ください。
■日本作曲家協会ホームページ : http://www.jacompa.or.jp/
※9月初旬(予定)に、グランプリ曲が決定し、その後CDが発売される予定です。
当協会ホームページ、作曲家協会ホームページでお知らせいたします。どうぞご期待ください。
最優秀作詩賞 | |
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「愛染のれん」 羽場新一郎 | 「ふうふ」 保岡直樹 |
優秀作詩賞 | |
「男の契り 新門辰五郎」 麻崎 恵 | 「道頓堀夜風」 倉田 圭・川村 圭 | 佳 作 |
「あんたの女で終りたい」 米塚ひろし | 「いい人生やね」 丹羽敏彦 |
「大阪ルンバ」 落合博章 | 「河内女の餞別や」 田中哲一 |
「遠花火」 髙 幸吉 | 「どっ恋しょ」 中山みきお |
「どぶ板人情」 広瀬ゆたか | 「浪花横丁」 高塚和美 |
「夫婦駒」 高塚和美 | 「夫婦鶴」 文月まさる |
< 最優秀作詩賞 > 「愛染のれん」 羽場 新一郎
今回の作詩にあたり、女房と二人、京都から電車を乗りつぎ大阪の法善寺横丁へ行って来ました。
水掛不動尊にお参りした帰り道、元気で小粋な女将の夫婦割烹「愛染のれん」のイメージが浮かび、自宅へ帰り、数日間迷うことなく一作入魂・・・作品を仕上げることができました。
今回のソングコンテスト2023中村美律子さんの作詩募集に、私はなぜか胸がときめきました。
浪花演歌、夫婦演歌が大好きで一番書いてみたかった歌い手さんだったからです。
受賞にあたりご尽力を頂いた関係者の皆様方に心からお礼を申し上げます。
ありがとうございました。
< 最優秀作詩賞 > 「ふうふ」 保岡 直樹
「そこにチャンスがあるのに、なぜ応募しないのか。ひるむな。初心に戻って書いてみろ!」と、心の声がしたのを覚えています。
中村美律子さんの歌の世界は多彩で、一作品では終われません。今回、熱い想いで六作品、色の違う歌詞を送りました。最初に浮かんだテーマが【夫婦愛】です。
まず「ふうふ」と、つぶやいてみました。なんて柔らかく温もりのある言葉だろう。
次に「ふうふ」と、ひらがなで表現してみました。ふくらむような愛と笑顔、優しい風も感じます。
今度は節をつけて、何度も口ずさんでみました。すると「ふうふう」という吐息にも聞こえてくる。その瞬間、これは面白い、歌になると直感しました。
まさに作詩の道も溜息の連続。「ふうふ ふうふ 云いながら」、これからも夢の坂道を明るく力強く昇って参ります。
ソングコンテストグランプリ・2022 作詩部門結果発表
今年度の作詩家協会主催のコンテストは、日本作曲家協会との共同企画「ソングコンテストグランプリ・2022」作詩部門として募集された。山本譲二さんが歌唱する作詩という条件のもと、1347編の作品がよせられた。たくさんのご応募ありがとうございました。
審査は3月下旬、作詩家協会理事と作曲家協会ソングコンテスト委員での予備審査で133作品、本審査で38作品が決まり、最終的には所属アーティストの担当者と本人により最優秀作詩賞が決定された。
なお、最優秀作詩賞2作品を課題詩に、引き続き「ソングコンテストグランプリ・2022」作曲部門の募集が4月20日(水)から開始されます。詳しくは作曲家協会ホームページをご覧ください。
■日本作曲家協会ホームページ : http://www.jacompa.or.jp/
※9月初旬に、グランプリ曲が決定、その後CDが発売される予定です。
当協会HP,作曲家協会HPでお知らせいたします。どうぞご期待くださいませ。
最優秀作詩賞 | |
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「人生ごよみ」 ごとう 順 | 「睡蓮」 結木 瞳 |
優秀作詩賞 | |
「かたぐるま」 星 すすむ | 「夢一畳」 内田 和美 | 佳 作 |
「筏名人」 西井戸 学 | 「親父の肩ぐるま」 朝陽 昇子 |
「寒鴉」 岸 快生 | 「天地にひとりの自分なら」 結木 瞳 |
「陽だまり」 山路 智代子 | 「雪つぐみ」 大野 佑起 |
「よって本日ちどり足」 小川 豊 | 「瑠璃揚羽」 麻崎 恵 |
< 最優秀作詩賞 > 「人生ごよみ」 ごとう 順
人生には昇り坂、下り坂、そして「まさか」が有ると聞いていましたが、その「まさか」が本当にあったと、妻と共々心から喜んでいます。本当に有難うございました。
詩を書いていても、納得できるまでにはなかなか到達する事ができず、悩みの連続です。見るたびに手直しばかりで、完成までには時間がかかって仕方がありません。
「ゴツゴツ」としない「スッキリ」とした内容の詩を目指していますが、作品は垢抜けしません。それでもいつの日か「スラスラ」とイメージ通りの詩が書けるように努力を重ね、これからも精進して参ります。
< 最優秀作詩賞 > 「睡蓮」 結木 瞳
今の時代、辛い事や悲しい事、いろいろありますが、詩にできることは何だろう、そして、詩に夢や希望を込めて書いてみたいと、そんな想いで書かせていただきました。
命ある限り、この世に生きている限り、諦めず挫けず、笑顔の明日を信じて誰もが生きて行けたらと・・・
歌が起こせる奇跡のようなことや素敵なことは、きっときっと、まだまだ沢山あると・・・
これからも、誰かのしあわせの種に少しでもなれるような詩を書けるよう初心を忘れずいたいと思います。
本当に「睡蓮」を選んでいただき感謝しています。
ソングコンテストグランプリ・2021 作詩部門結果発表
今年度の作詩家協会主催のコンテストは、日本作曲家協会との共同企画「ソングコンテストグランプリ・2021」作詩部門として募集された。神野美伽さんが歌唱する作詩という条件のもと、1389編の作品がよせられた。たくさんのご応募ありがとうございました。
審査は3月下旬、作詩家協会理事と作曲家協会ソングコンテスト委員で予備審査を行い、148編が選ばれた。その後、アーティスト所属の担当者を中心に、本審査が行われた。
なお、最優秀作詩賞2作品を課題詩に、引き続き「ソングコンテストグランプリ・2021」作曲部門の募集が4月20日(火)から開始されます。詳しくは作曲家協会ホームページをご覧ください。
■日本作曲家協会ホームページ : http://www.jacompa.or.jp/
※9月初旬に、グランプリ曲が決定、その後CDが発売される予定です。
当協会HP,作曲家協会HPでお知らせいたします。どうぞご期待くださいませ。
最優秀作詩賞 | |
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「浪花恋おんな」 まんだあつこ | 「無常の |
優秀作詩賞 | |
「カナカナ蝉」 結木瞳 | 「終着駅のない女」 氏原一郎 | 佳 作 |
「えぞ蝉」 芳賀敏勝 | 「お酒の神様」 吉井省一 |
「切られの辰」 いずみ幸 | 「この |
「土佐のおんな酒」 岸かいせい | 「冬蕾」 川村圭 |
「戻り梅雨」 長谷川みずき | 「夜叉にもなります 菩薩にも」 とやまひさこ |
< 最優秀作詩賞 > 「浪花恋おんな」 まんだあつこ
今、このご時世に元気を下さるのは、この方しか居らっしゃらない!との思いが湧いて来たことを覚えています。 しっかり者でウイットに富み、情にもろいという大阪の女性がイメージされ、一気にテーマが決まり、突破口が見えて来ました。
ところが、どう言ったシチュエーションにしようか?・・・もがき苦しみながらの作品づくり、時間はかかりましたが自分なりにベストは尽くせた感はありました。
いつもなら何作か挑戦するところを今回は、一作に絞り応募させて頂きました。
過日、「最優秀賞」とのお知らせに驚き、我が耳を疑い続け、眠りにもつけない感動の日々が続きました。
この幸運を与えて下さった関係者の皆さまに、心から厚く厚く御礼を申し上げます。ありがとうございました。
< 最優秀作詩賞 > 「無常の満月 」 國枝星志
思えば二十六歳の時、歌の詩の世界に魅せられ、何とかこの世界の一員になりたいと、京都から夜行バスを利用し、毎週東京の作詩家養成学校に通いだし、多くの作詩家の先生方の薫陶を受け、そんな中から名歌名曲を世に送り出された先生方は、皆温かく、深い心を以って詩に向かわれてきたのだと感銘を受けました。
さて、今回は満月に対し私を育てて頂いた作詩の世界の先生方の心をなぞるように、夜空を煌々と照らす月に、月が伝言板、月が笑う、果ては月が移り行く 世の諸行無常を思うという視点で捉え歌にしたところ、とても栄誉のある賞を頂けるという永年の悲願が叶い、やっと素晴らしい作詩の世界のその末席の一員になれたと実感、これが夢なら醒めないで欲しいと念じて止まぬ、今日この頃です。
ソングコンテストグランプリ・2020 作詩部門結果発表
今年度の作詩家協会主催のコンテストは、日本作曲家協会との共同企画「ソングコンテストグランプリ・2020」作詩部門として募集された。山川 豊さんが歌唱する作詩という条件のもと、1733編の作品がよせられた。たくさんのご応募ありがとうございました。
審査は3月下旬、作詩家協会理事と作曲家協会ソングコンテスト委員で予備審査を行い、106編が選ばれた。その後、アーティスト所属の担当者を中心に、本審査が行われた。
なお、最優秀作詩賞2作品を課題詩に、引き続き「ソングコンテストグランプリ・2020」作曲部門の募集が4月20日(月)から開始されます。詳しくは作曲家協会ホームページをご覧ください。
■日本作曲家協会ホームページ : http://www.jacompa.or.jp/
※9月初旬に、グランプリ曲が決定、その後CDが発売される予定です。
当協会HP、作曲家協会HPでお知らせいたします。どうぞご期待くださいませ。
最優秀作詩賞 | |
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「エレジー(終恋歌)」 成瀬友元 | 「男の昭和挽歌」 外山尚子 |
優秀作詩賞 | |
「いいんだよ」 紺野あずさ | 「三年経って 涙になって」 田口葉一 | 佳 作 |
「男でござる」 落合博章 | 「割烹「さくら」」 田中哲一 |
「さよなら ブルース」 猫事務所 | 「なごりの桜」 遙北斗 |
「夏のよこがお」 天月とうこ | 「真夜中の予約席」 結木瞳 |
「リスボン海岸」 堀越そのえ | 「忘れ雪」 鈴木武 |
< 最優秀作詩賞 > 「エレジー(終恋歌)」 成瀬 友元
山川豊さんの歌はデビュー当時から好きで、今でも歌っており、彼が歌ったらこうなるかなと、イメージの中で書き上げました。どんな作品に仕上がるのか、今から期待でいっぱいです。
この賞を励みにして心に残る詩をこれからも作って行こうと思っています。本当に有難うございました。
< 最優秀作詩賞 > 「男の昭和挽歌」 外山 尚子
ソングコンテストグランプリ・2019 作詩部門結果発表
今年度の作詩家協会主催のコンテストは、日本作曲家協会との共同企画「ソングコンテストグランプリ・2019」作詩部門として募集された。クミコさんが歌唱する作詩という条件のもと、1516篇の作品がよせられた。たくさんのご応募誠にありがとうございました。
審査は3月下旬、作詩家協会常務理事と作曲家協会ソングコンテスト委員で予備審査を行い、89篇が選ばれた。その後、アーティスト所属の日本コロムビアの担当プロデューサーを中心に、本審査が行われた。最優秀作詩賞2作品は、6月作詩家協会総会後の懇親会で表彰される。
なお、最優秀作詩賞2作品を課題詩に、引き続き「ソングコンテストグランプリ・2019」作曲部門の募集が4月20日から開始されます。詳しくは作曲家協会ホームページをご覧ください。
■日本作曲家協会ホームページ : http://www.jacompa.or.jp/
※9月以降、グランプリ曲が決定、その後CDが発売される予定です。
当HP、作曲家協会のHPでお知らせいたします。どうぞご期待くださいませ
最優秀作詩賞 | |
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「たんぽぽだけの花屋」 氏原一郎 | 「FLY ~旅立ち」 沙木実里 |
優秀作詩賞 | |
「ゆずり葉は 母の木」 岡西通雄 | 「夢みる・置き手紙…」 はまだゆうこう | 佳 作 |
「あの人のネコ」 二瓶みち子 | 「生きるということ」 吉井省一 |
「嘘月」 岸かいせい | 「おかえり」 紺野あずさ |
「さよならを追い越して」 結木瞳 | 「泣き虫しんしんと」 鈴本レイナ |
「フランネルの子守歌」 田口葉一 | 「港の黒ねこ」 奈緒 |
< 最優秀作詩賞 > 「たんぽぽだけの花屋」 氏原一郎
「たんぽぽだけの花屋」という、歌謡詩とは言い難いクセ物の作品を選んでくださった先生方、プロデューサーさんには心から感謝致しております。
作品の着想は、齢50を超えた自身のこれまでの歳月を省みた時、出身の高知、関西各地で過ごした若い頃、そして都内とその折ごとに順風満帆の時もあれば、不遇の下で過ごした年月もありました。きっと誰にもそうした変遷があり、人生の浮き沈みが訪れます。そうした人の姿を一遍の詩として描いてみたいと考えたことでした。
今は、この不思議な花屋の物語に、どんな曲が付き、クミコさんがその世界をいかに体現して下さるか楽しみにしています。今後は、令和時代を綴る歌の遍路道の礎となるべく、努力を続けて参ります。
本当に有り難うございました。
< 最優秀作詩賞 > 「FLY ~旅立ち」 沙木実里
「F L Y.旅立ち」は、成長していく子供のこころと、それを見守る母親をテーマにしました。
考えてみますと、人間は弱いもので、どんなに年齢を重ねても何かを行動に移すとき、胸の中は不安でいっぱいになります。そんなとき、背中を押してくれる「やさしい手」がほしいものです。そういう意味で、この詩を母と子のみならず、すべての人へのメッセージとして読んでいただけましたら幸いです。
また不安を抱いている人には、母親のような「やさしい手」になって、背中をそっと押せる人間でありたいと思います。世の中がやさしい手を持った人でいっぱいになって、もっと穏やかでいい社会になってほしいと切に願います。
この作品を作詩部門の最優秀作詩賞の一編にお選びいただき、選考に携わった先生方、スタッフの皆様に深く感謝いたします。ありがとうございました。
ソングコンテストグランプリ・2018 作詩部門結果発表
今年度の作詩家協会主催のコンテストは、日本作曲家協会との共同企画「ソングコンテストグランプリ・2018」作詩部門として募集された。川中美幸さんが歌唱する作詩という条件のもと、2268篇の作品がよせられた。たくさんのご応募誠にありがとうございました。
審査は2日間にわたり行われた。まず、3月下旬、作詩家協会理事と作曲家協会ソングコンテスト委員で予備審査を行い、30篇ほどが選ばれた。その後、4月上旬に、アーティスト所属のテイチクエンタテインメントプロデューサーを中心に、本審査が行われた。
結果は下記のとおり。最優秀作詩賞2作品は、6月作詩家協会総会後の懇親会で表彰された。
なお、最優秀作詩賞2作品を課題詩に、「ソングコンテストグランプリ・2018」作曲部門が募集され、グランプリ曲が決定し、2018年11月7日にテイチクレコードよりCDが発売された。
最優秀作詩賞 | |
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「半分のれん」 岸かいせい | 「ちゃんちき小町」 ゆうじ誠 |
優秀作詩賞 | |
「居酒屋おふく」 夜美まこと | 「雪の酒」 永田恵秋 | 佳 作 |
「あんた」 岡田満 | 「夢月」 國枝星志 |
「花冷え京都」 高坂のぼる | 「越後上布」 馬場龍彦 |
「つっぱり人生」 落合博章 | 「火の舟」 門脇康介 |
「ほどほどがええわ」 竹中隆士朗 | 「奴凧の女房」 内田りま |
< 最優秀作詩賞 > 「半分のれん」 岸 かいせい
受賞そのものの喜びもさることながら、作品が歌になってからのさまざまな体験、とりわけ歌を通して得られた多くの人との出逢いが、かけがえのない財産になったと感謝しております。
そしてこの度、ちょうどワタクシの地元でありますエヒメケンで桜の花が満開になった時に、ソングコンテストクランプリ作詩賞の連絡を戴きました。
ワタシの胸の中にも、桜の花が満開になったような知らせでした。
今回、 受賞させていただいたのは 「半分のれん」 というタイトルの作品です。 「半分のれん」 という名ののれんをくぐって、 また新しい店 (場所) で――
さまざまな体験、 そして何よりも多くの人との新しい出逢いが得られることを楽しみにしております。
受賞、 ありがとうございます。
< 最優秀作詩賞 > 「ちゃんちき小町」 ゆうじ 誠
明神様から石段を降りた小路に、こじんまりした料亭数件。午後、大学の帰りに石段を降りていくと、太鼓三味線・都々逸小唄の稽古声『門前の小僧、習わぬ経を読む』でしょう。鼻歌まじり、いつの間に ー春雨に・・・などと口ずさんでいました。歌謡詩を10作書くと、ひとつふたつ、日本調の詩が書きたくなります。
『ちゃんちき小町』は楽しい作品に仕上がっていると思います。
川中美幸さんに歌っていただけることは感激です。
ありがとうございました。
ソングコンテストグランプリ・2017 作詩部門結果発表
今年度の作詩家協会主催のコンテストは、日本作曲家協会との共同企画「ソングコンテストグランプリ・2017」作詩部門として募集された。その審査が、4月中旬作曲家協会会議室で行われた。鳥羽一郎さんが歌唱する作詩という条件のもと、2752篇の作品がよせられた。たくさんのご応募誠にありがとうございました。
審査は2日間にわたり行われた。まず作詩家協会理事18名が予備審査を行い124編を選び出し、翌日の本審査で作曲家協会とアーティスト所属の日本クラウンが参加して選考を行った。新たな才能を期待して入念な審査が行われ、本審査では白熱した意見が交わされた。
結果は下記のとおり。最優秀作詩賞2作品は、6月作詩家協会総会後の懇親会で表彰された。
なお、最優秀作詩賞2作品を課題詩に、「ソングコンテストグランプリ・2017」作曲部門が募集され、グランプリ曲が決定し、2017年12月6日に日本クラウン(株)よりCDが発売された。
最優秀作詩賞 | |
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「千島桜」 高橋直人 | 「瞼の母はしょっぺぇや」 たてやままさと |
優秀作詩賞 | |
「 |
「生々流転」 髙塚和美 | 佳 作 |
「吉野の杉作」 岡西通雄 | 「故郷の友よ」 羽賀健太郎 |
「 |
「親父酒」 馬場龍彦 |
「ハーフムーン・セレナーデ」 紺野あずさ |
「行って来いや~カツオ一本釣り」 恵ただし |
「ゝ(いってん)」 鈴木武 | 「思い出にアンコール」 結木瞳 |
「人情屋台」 躑躅森敬 |
< 大賞 > 「千島桜」 高橋直人
受賞と云う名の花便り
沖は霞んでいたが、それでも国後の島影はハッキリと見えた。
羅臼岳の残雪の他は、冬の名残を留めるものはなかった。
知床峠の横断道路、半島の西側ウトロから東側ラウスに向かって車を進める。頂上には、まだ少し冷たい春風と遊ぶ人達が、
思い思いに散らばっていた。
私は、より近くで国後半島を眺めたくて道路の崖側に寄った。
その4~5m下で千島桜は
ひっそりと咲いていた。
あれは知床半島が世界自然遺産に登録されてしばらく経った頃である。
鳥羽一郎さんといえば海の匂い。
真っ先に、あの時の千島桜が脳裏に浮かんだ。誰か一人でも千島桜に目を留めてくれたらそれでいい。
つのる思いが初応募への後押しをしてくれた。ソングコンテスト最優秀作詩賞の連絡を受けた時、根雪に埋もれていた自分にも春が来たと感じた。爛漫の慶びにも増して、まだ書けると云う自信を与えてもらった事にただただ感謝。
< 大賞 > 「瞼の母はしょっぺぇや」 たてやままさと
昭和の母達へ捧ぐ
それからしばらくして父と亡き母の思い出を偲んでいたところ、協会の石原先生から突然の受賞の報告を受け、喜多條先生にも激励して頂き、まだ作詩歴の浅い私にとって、まさかまさかの夢のような受賞の知らせでした。
この詩は私の母を通して、家族の為に健気に昭和の時代を駆け抜けた昭和の母達に捧げようとの思いで「瞼の母はしょっぺぇや」の歌の題ありきで、作詩させて頂きました。
この詩にどんな曲を付けて頂けるのか本当に楽しみです。
今回は大変運が良かったように思います。
この受賞を機に、これまで以上に精進して参ります。本当にありがとうございました。
日本作詩家協会コンテスト2016
「日本作詩家協会コンテスト2016」は、50周年記念大賞に引き続き、新たな才能発掘を目的として開催されました。今回は、松原健之さんが歌う作品という規定の中、作詩家協会会員の皆様から570編の詩をご応募いただきました。誠にありがとうございます。
大賞2作品は、日本作曲家協会「ソングコンテスト」の課題曲としてメロディがつけられ、このたびグランプリ楽曲として完成いたしました。
「みちのく ふゆほたる」(作詩:北村けいこ、作曲:川音稔)が表題曲となり、10月3日東京王子の「北とぴあ」にて開催された「日本作曲家協会音楽祭」で、松原健之さんの歌唱で初披露されました。そして「みちのく ふゆほたる」と「夕風にひとり」(作詩:西井戸学、作曲:多田朗人)が、発売されました。
大 賞 | |
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「みちのく ふゆほたる」 北村 けいこ | 「夕風にひとり」 西井戸 学 |
優 秀 賞 | |
「都会の小舟」 川村 圭 | 「表参道 -風の追想-」 高木 知明 | 佳 作 |
「ずいずいずっころばし」 麻木 夢子 | 「たけしの津軽子守歌」 多岐川 大介 |
「越後雪心」 内田 和美 | 「ポケットの夢」 塚本 さとい |
「愛を眠らせて」 落合 博章 | 「ぬくもりの詩」 まんだ あつこ |
「駅の |
「ふるさとの恋」 みやび 恵 |
「親父」 田浦 賢 | 「 |
< 大賞 > 「みちのく ふゆほたる」 北村 けいこ
ふゆほたるで叶った大賞!
今回の作品を作るに当たっては、実際に秋田県の上桧木内の「紙風船上げ」に行きました。最近「頭で書こうとするな」という大先輩のアドバイスを受けていたことと、この題材で松原健之さんにピッタリの物語ができると確信したからです。この詩の主人公の願いは叶いませんが、「CDを出せますように」と紙風船に書いた私の願いはどうやら天に届いたようです。本当にありがとうございました。
< 大賞 > 「夕風にひとり」 西井戸 学
ビッグ賞にビックリ!
青春時代のほのかなロマンを、爽やかに幻想的にも似た初恋の翳りを、控えめの表現の中でともすれば退廃的にも見える若い世代に映し出したい。これが想いでした。
担当ディレクターの佐藤さん、理事の方々、この詩に命を吹き込んで下さいまして本当にありがとうございました。